機能
SNStには日々の訪問看護活動を支援する各種機能が搭載されています
利用者基本情報管理
- 利用者の年齢、性別、住所、契約内容等の基本情報の一元化。
- 連携医療機関、介護福祉関連機関等の情報の一元化。
- 「フェースシート・アセスメントシート」で身体情報、生活背景等看護診断に必要な情報を網羅。
- 地図アプリと連携し利用者の住所位置や経路の確認ができる。
訪問看護スケジュール管理
- 利用者の契約訪問日時と職員の勤務日程および経験等の条件をマッチングして1か月分のスケジュール(「勤務表」)作成。
- 訪問の種類(定期、緊急、同行など)を色分けで表示。
- 訪問予定はスマホやタブレットで確認できる。
- 訪問予定の変更は、いつでも、どこでも、だれでも(権限設定必要)可能で、変更は直ちに共有可能。
- 訪問のない時間帯の作業場所や内容、休憩時間等を職員が自分で入力できる。
- 一日の訪問件数は「業務日誌」で集計。
SNStで表示される「勤務表」
看護過程展開アシスト
- フェースシート・アセスメントシートの「看護介入に関するアセスメント」で看護診断を5つに集約して表示することができる。
- 5つの看護診断は「看護・リハビリ過程展開」、「訪問看護・リハビリ開始時計画書」へ連動。
- 「看護・リハビリ過程展開」では目標の設定と評価、看護過程展開の基本であるOP、TP、EPの各内容や評価等を入力できる。
- これらの入力内容は、「訪問看護記録」、「訪問看護計画書」、「訪問看護報告書」、「情報提供書」、「看護、リハサマリー」などの自動作成に連動し、記録類・文書類作成作業の効率化を図る。
- 看護過程の見える化により、利用者へ提供される看護共有として活用でき、看護内容の統一、質の維持が期待できる。
情報入力→看護過程展開⇔記録・文書類自動作成のプロセス
訪問看護記録および文書類作成ツール
「過程展開」から連動する文書フォーマットの特徴
「訪問看護記録」
- 訪問スケジュールから連動して、「訪問看護記録」の日時、訪問予定者が転記される。
- 「訪問看護記録」では、各看護診断に関する観察項目(各3つ)が、転記されており、観察、または実施したら✔する。併記されている評価基準に従い「改善」「不変」「悪化」で状態を評価する。
- 介入計画も転記されており、実施したら✔する。
- 自由記載もあるが、✔だけで記録が完了するようになっている。
- バイタルサインに入力すると、グラフも作成でき、経時的変化を見ることができる。
- 写真添付ができる。
- 事故・ヒヤリハットが生じた場合の記入欄あり。
「訪問看護計画書」
- 帳票の様式は厚労省推奨のフォーマットを採用。
- 全体的目標は看護診断#1~#3の目標を転記
- 「訪問看護・リハビリ過程展開」から看護診断(P)原因(E)が転記される。
- 解決策に欄には、看護診断#1~#3の観察項目、介入計画、指導・連携計画を転記。#4、#5は介入計画のみ転記。
- 評価欄は状態の評価と介入評価を転記。
「訪問看護報告書」
- 帳票の様式は厚労省推奨のフォーマットを採用。
- 訪問スケジュールより訪問日を転記。訪問種類(看護、リハ、緊急等)を記号で表示。
- 身体面と精神面の全体評価を転記。これにより、利用者の傾向を伝える。
- 各看護診断のその月の目標および状況説明を転記。自由記載欄あり。
- 今月実施した看護・リハビリテーションの内容を転記。自由記載欄あり。
- 家庭での療養・介護状況は「フェースシート・アセスメントシート」より転記。
「訪問看護・リハビリサマリー」
- 利用者が入院や入所した場合の訪問看護サマリーが自動作成できる。
- 基本情報、主病名、主訴、現病歴、既往歴等を転記。
- 医療、介護、福祉連携を転記。
- ADLを転記。
- 看護診断および介入を転記。
- 入院、入所に至った経過のみ手入力。
「毎月の訪問看護・リハビリの概要」
- 利用者に渡す月々の概要で、訪問看護実施状況について共有できる。
- 全体状況の目標と評価を転記。
- 翌月の目標と計画を転記。
- 自由記載欄あり。
勤怠管理
- 職員の所属チーム、勤務予定を登録。
- 訪問スケジュールより利用者別または職員別の訪問日時を記録。
- 訪問スケジュールにより、現時点での職員の動向把握ができる。
- 訪問先の経験の有無や担当不可などが記録される。
- 日々の訪問実働時間の記録(→非常勤の給与計算)
- 日々の走行距離の記録(→交通費の計算)
- 業務日誌に勤務時間、業務の種類が記録される。
その他の便利機能
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- 訪問看護・リハビリ開始時計画書
- 看護・リハ手順
- バイタルサイングラフ
- 理学療法士・作業療法士または言語聴覚士による訪問看護の詳細
- 緊急電話記録
- 訪問看護履歴